夏期セミナーでセッションを行いました!
皆さん、こんにちは。暦の上では秋ですが、まだまだ暑い夏が続いていますね。
夏と言えば、「学生・研修医のための家庭医療学夏期セミナー」です。毎年家庭医療に興味のある学生や若手医師が一堂に会し、ベテラン家庭医の講演を聞いたり、セッションに参加して皆で勉強をしたり、メインイベントの懇親会でへべれけになりながら交流を深めたりと、どっぷり家庭医療につかるセミナーです。今年は8月4日~6日の2泊3日、有名な温泉地である神奈川は湯河原で開催されました。
我ら筑波大学総合診療グループは、毎年恒例となりつつあるセッション「診断学」の講師として参加させていただきました。どうしたら鑑別疾患を網羅的に挙げられるか、そこから疾患を絞り込むために何を聞いたら良いか、等々、診断に必要なエッセンスをレクチャーとグループワーク形式で学びました。参加してくれた学生さん、研修医は予定していた人数以上の申し込みがあり、32名!初めは緊張して固めの表情でしたが、グループワークを進めるうちに活発な意見が飛び交うようになり、最後は時間が足りなくなるほど議論が盛り上がりました。
今年は症例提示に使う寸劇をビデオに撮ってみたりと新しい取り組みも行いました。身内には大ウケでしたが、受講者の皆さんにはどうだったのでしょうか・・・。後期レジデント中心の講師チームでしたが、とても良い経験になりました。今年の反省を生かし、来年以降もグループ全体で夏期セミナーに関わっていければ、と思います。
毎年恒例の夜中まで懇親会×2日では、熱い学生さんとお腹一杯交流してきました。頼もしく思うと同時に、自分の身を振り返る良い機会となりました。お酒を飲み、温泉に入り、勉強もでき、充実の3日間でした。
(8月11日 チーフレジデント 山本由布)