学会@仙台 ご報告
〜目に青葉 山ホトトギス 初ガツオ〜
5月17−19日の仙台は晴天に恵まれ、週末は「青葉祭り」が行われ、新緑がキラキラしているなか
第4回日本プライマリケア連合学会学術大会が開催されました。
つくば組からは、下記11演題がエントリーされ、また、
たくさんの先生方が、座長やシンポジストを務めて大活躍の3日間でした。
前回の学会が9月だったので、1年経っていないにもかかわらず
たくさんの演題がでていたことは、研究の成果が着々とでている、ということ。
いろいろな時間的制約が有る中で、研究をするということは、かなりヘビーな事では有りますが
引き続き、協力し合い、知恵を出し合い、論文にできるように頑張っていきたいです。
一般口演
O-017 梶川奈月 地域住民のCommon Diseaseに関する理解の現状調査
O-018 梶川奈月 かぜにおける受診に対する態度と知識との関連
O-019 阪本直人 地域住民が健康に疑問を持った際に相談する相手、および情報源の重視傾向に関する現状調査
O-025 栗原 宏 患者から見た医師の適切・不適切な服装とは?-地域、性別、年代層による比較-
O-039 渡辺裕美 急性蕁麻疹にグリチルリチン製剤と抗ヒスタミン剤ではどちらの注射が有効か-単盲検前向きランダム化試験-
O-046 高木 博 良性一過性身震い様不随意運動の5例
O-055五十野博基 心電図のクリニカルパール「reversed R progressionは重大な心臓病、とくに前壁梗塞の存在を示す」
ポスター
P-018 堤 円香 患者が風邪で医療機関を受診する理由~健診会場でのアンケート調査より~
P-028 小曽根早智子 地域診療所に短期間勤務する医師による診療・研修は、患者にどう思われているか?
P-031 森田篤志 左片麻痺と構音障害を主訴に来院し、感染性心内膜炎と診断した一例
P-053津田修治 事前指示書作成支援のためのグループセッション導入の報告
P-116五十野博基 水戸協同病院モデル:チーフレジデントから見た総合診療科体制の特色と展望
ちょうど、私は、自分のポスターの発表でしゃべっている途中に、地震が起き、
場内も一時騒然とする場面も有りましたが、
学会では、自分が発表をするというだけでなく、発表の仕方や解りやすいスライド、ポスターなども
参考になるだけでなく、質問の受け答えや、質問の切り込み方なども、とても勉強になりました。
また、たくさんの同じ志をもつ方々に会うことができ、懐かしい仲間たちに会う事もでき、
たくさんの刺激をうけつつ、心身ともにリフレッシュできた2日間でした。
次回、第5回の学会は、岡山(5月10日)です。
ここでも発表できるように、頑張りましょう!
文責:堤 円香@地域医療教育学 特任助教。病院や特別支援学校でミュージカルを上演するNPO法人キャトル・リーフも運営してます。学会でミュージカルでお世話になった青森の蘆野先生や慶応の岩田先生にも会えてうれしかったです!楽しく世の中に良い事(=研究)したいですね。