大森医院での装具外来が軌道に乗り始めました
地域医療研修ステーションの大森医院で4月末から装具外来を続けています。
医院のリハ室で、リハスタッフ(PT、OT)と装具の業者と協力しての、週1コマの外来です。
スタートから2ヶ月と少しで、脳卒中の下肢装具3件、膝OAのサポーター7件、その他2件と
なっています。地域や医療スタッフの中でだんだんと認知され始めて、問い合わせの電話も
もらうことも出てきています。
当初は脳卒中の下肢装具の新規や更新を目論んでいたのですが、発症から数年経ってい
る方が多く、あまり興味を示してもらえませんでした。少し矛先を変えて、膝OAの方のサポー
ターを始めてみたところ「歩くのが楽になった」「痛みが楽になった」との感想をもらい、好評の
ようです。今後も、勉強しながら、少しずつ経験を増やして、患者さんによりよいものが提供で
きるようにしていきたいと考えています。
6ヶ月のローテートが終わったところで、地域のニーズを探り、リハスタッフも経験を積んで、次
のローテーターに引き継いでもらえるように形を整えたいと思います。
後期研修医 津田修治