【感想文】杏林大学5年生が夏期休暇を利用して実習に来られました
筑波大学の総合診療科を見てみたい!と、杏林大学から夏期休暇を利用して、実習に来られた
大変熱心な医学生(5年)が、この2日間の感想を書いてくださいましたので、ご紹介いたします。
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杏林大学から来ました。
実際に「総合医」の先生方と接する機会を頂き、
院内での鑑別診断、
プライマリケアにとどまらず、当該地域の医師としてどこまでできるのか、
健康増進にどう役立てるのか、在宅の患者さんにどういった医療を提供できるのか、
公衆衛生学的側面も含めてのおそらく「家庭医」としての視点ですが
自分の普段のBSLではあまり考えの及ばなかった背景も考える機会となりました。
先生の一人から「君が総合診療あるいは個々の専門医を目指すにしろ10年,20年後に具体的にどのような医師になっているか想像してほしい。」
とのお言葉を頂きましたが、
おそらく今回見学させて頂いた総合診療もまたひとつのありかたであるのでしょうが、
今後自分の目指すべきロールモデルを考える上でも
より深い部分あるいは他の側面での総合診療とはどのような世界なのか
一層知りたくなる機会にもなったと思います。
次はぜひとも「地域」としての総合診療、在宅医療等に触れられれば、と思います。
大変お忙しい中ですが二日間お世話になりました。
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この2日間で、「ものすごく世界観が変わった」と感激して帰られました。
次回は、大和クリニックでの在宅診療、筑波メディカルセンターや水戸協同病院(筑波大学附属病院水戸地域医療教育センター)での
総合診療を見ていただければ、さらに感激すること間違いなしですね。(笑)
(阪本直人)