木澤義之先生 最終講演会(第1弾)が行われました
筑波大学附属病院緩和ケアセンターの木澤義之先生が、3月より神戸大学の教授として栄転されることになりました。
全国から引っ張りだこの木澤先生に、ぜひ私たちにむけてお話をしていただきたい!ということで、12月11日に最終講演会(第1弾)が行われました。
演題:アドバンス・ケア・プランニング 意思決定支援について考える
アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは・・
今後の高齢医療を考えるにあたり、事前に今後どうするのかを話し合うこと。医師患者間だけで話し合うだけではだめで、
①患者家族、他の医療スタッフと共に話し合うこと
②その内容をきちんと書面に残すこと
が必要。
ACPを日本で広めていくには、直接的なコミュニケーションを苦手とする日本人に合うような、また、多職種で一緒に進めていけるプログラム作成が必要である。
木澤先生は日本の将来のために、今後そのプログラム作成に取り組んでいかれるとのことでした。
その他にもいろいろな貴重なメッセージが込められた、素晴らしい講演会でした。
会場には多くの総合診療、緩和医療スタッフほか、木澤先生を慕う方々が多数集まりました。水戸協同病院にも中継され、最後はみんなで記念撮影を行いました。「笠真」で行われた懇親会も、盛り上がりましたよ!
今回参加できなかった皆様、最終講演会第2弾は、2月8日(金)の大送別会にて行われる予定です。ぜひご参加ください!
(小曽根 早知子)