大学院4年の中澤一弘先生のホスピス・緩和ケア病棟におけるアドバンスケアプランニングに関する全国調査に関する論文がAJHPMにアクセプトされました!

大学院地域医療教育学分野博士課程4年の中澤一弘先生の論文

「Palliative Care Physicians’ Practices and Attitudes Regarding Advance Care Planning in Palliative Care Units in Japan:A Nationwide Survey」

が、American Journal of Hospice and Palliative Medicineにアクセプトされました!

http://ajh.sagepub.com/content/early/2013/10/10/1049909113507328.abstract

 

この研究は、ホスピス・緩和ケア病棟におけるアドバンスケアプランニングに関する全国調査の一部で、ホスピス・緩和ケア病棟に勤務する医師を対象として実施されたものです。緩和ケア医師はアドバンスケアプランニングの重要性は理解しているものの、重要性の理解と実践との間に乖離がみられ、終末期に患者の家族を中心とした意志決定が好まれていることが示されました。今後、アドバンスケアプランニングに関する教育プログラムの充実が望まれると考えられました。

大学院の中間審査で研究テーマの変更を余儀なくされ苦しい時期もあったと思いますが、それを乗り越えここまでこられたのは中澤先生のたゆまぬご努力と、神戸大学大学院先端緩和医療学分野にご異動された木澤義之先生の熱意あるご指導の賜だと思います。

中澤先生のこれからのますますのご活躍を期待しております。

 

(筑波大学大学院地域医療教育学分野 前野貴美)