第2回研究ワークショップ開催

2014年のスタートを切るべく1月11日(土)に、高橋都先生による質的研究のワークショップが開催されました。

私自身「質的研究」とは聞き慣れた言葉でありながら、実はほとんど理解できていないものでした。前半の高橋先生によるレクチャーでは、質的研究の定義から始まり、質的研究に向いているリサーチクエスチョンとは何か、また、量的研究との比較や質的研究の技法といった質的研究全般について丁寧に説明して頂き、とても分かりやすく有意義な時間でした。

後半は、事前に提出させて頂いた課題(自分自身行ってみたい質的研究)について高橋先生からフィードバックを頂くと共に、参加者間の活発なディスカッションで盛り上がりました。

今回のワークショップでは、質的研究とは何かという話だけでなく、洗練された質的研究を行うための方法(インタビュー技術・研究者間の意見交換・解析等)に関しても学ぶことができました。今後の研究活動に活かしていきたいです。

最後に、「質的研究は、石にかじりついても論文にするくらいの決意がないと、おそらく無理」だそうです。大切なのは固い意志です。

高橋都先生、ご多忙の所、本当にありがとうございました。

 

 

(大学院1年次 後藤亮平)