WONCA asia pacific conference 2014に参加!
先日、クチンで開催されたWONCA(世界家庭医機構)のasia pacific conference 2014に参加してきました。筑波総診からは前野教授をはじめ7人が参加しました!
クチンはボルネオ島にあるマレーシアの町で、マレーシア語で猫という名の通り、猫で有名な町です。非常に治安の良い町ですが、ほぼ赤道直下のためとにかく暑い。汗が止まりませんでした。
そんなクチンにあるBorneo Convention Centre Kuchingで行われた今回の学会。自分は初めての海外学会でした。
演題等はもちろん全て英語。英語力に自信のない自分は…スライドを見ながら話の内容を何とか理解するので精一杯でした。英語の勉強もせねば…。
参加者はアジア各国から集まっていましたが、地元マレーシアの医師が断トツに多く、次いで中国、その次に日本からの参加者が多かったようです。
演題は家庭医療に関わる様々な内容がありましたが、日本とは生活習慣や高齢化率、医療システムが異なることもあってか、高血圧や高脂血症に比して糖尿病の話題が多かったり、医療費に関する話題が多かったりと、着目点の違いを少し感じました。
我々筑波総診からは、横谷先生、浜野先生、高木先生がそれぞれポスター発表を行いました。自分も行く行くは先生方のように海外の学会でポスター発表出来るように頑張りたいと思います。
2日目の夜には日本からの参加者40人弱で集まり、japan night開催!
普段なかなか他施設の方とお会いする機会はありませんが、海外に来ると施設の垣根を越え、交流がどんどん広がりました。集まったメンバーも、はるばる海外の学会まで参加しているだけあって、皆さん家庭医療に対する熱い思いを持った人ばかりで、とても刺激になりました。日本の家庭医療をリードしている著明な先生も多数参加されており、日本の学会ではお声掛けできないような先生方とたくさん交流できました。
3日目の夜には筑波からの7人で食事。
クチンを流れるサラワク川の畔で美味しいマレーシア料理を頂いてきました。
来年は台北で開催。マレーシアより近いですし、レジデントを誘って更に大人数で参加したいと思います!
(S1 稲葉 崇)