夏期セミナー2日目
高齢者医療のWSをやってきました。
木村先生、宮澤先生、廣瀬由美先生と4人で準備して、当日は小林先生、將玄先
生、高屋敷先生も手伝ってくださって、楽しいWSでした。
内容は、症例をベースにして
1.経口or胃瘻の選択を本人・家族の立場で考えるグループワーク
2.主治医として経口or胃瘻の選択をサポートする方法を考えるグループワーク
3.解説の講義
参加者は医学部1年生から4年目の後期研修医まで27名でした。グループワークは
予想以上に盛り上がって、現実的な議論と、ありがちな倫理的な悩みポイント
(本人の意思をどこまで尊重するべきか、家族 の気持ちも大切だし・・・)に
しっかり悩んでもらえたし、結論を出す難しさを体験してもらうことができた
ように思います。
また、サポートの方法を考えるワークでは、チームアプローチや、家族の介護負
担のケア、本人の精神面のケアなど、多岐に渡って意見が出ました。
高齢者医療の倫理的側面に悩み、チームで多面的にアプローチする方法を体験でき
たWSになったのではないかと思います。
また、WS担当者として、WSの運営についても、高齢者医療の内容についても、
たくさんの気づきがあり、非常に充実した楽しい時間になりました。
参加者のみなさま、手伝っていただいた先生方、本当にありがとうございました。